私たちが呼吸のために鼻から空気を吸い込むとき、同時にゴミや細菌などが入り込んでくることがあります。人間の鼻にはこうした不要な物質を取り除くしくみがあります。
鼻の入口には鼻毛があり、ここでまず大きなゴミをせき止めます。そこをすり抜けた小さなゴミは鼻腔で処理をされます。鼻腔には粘膜の隆起(襞)があり、粘膜の表面は細かい線毛で覆われています。
その奥には粘液が絶えず分泌されている場所があり、この液体の量は1日約1リットルにもなります。つまり私たちはいつも鼻の奥に鼻水を出していて、これが外部からの汚れを防いでいるのです。
鼻の粘膜には細い血管が密集しており、冷たい空気が入ってくると血管が広がり、暖かい血液が流れ込んで空気を温めます。
